桜と大学:東京大学理学部公開講演会「星々が開く理学の扉」

東京の桜が満開です。

今日は東京大学理学部公開講演会「星々が開く理学の扉」を聴きに行く途中の桜も映しました。

まずは、御茶ノ水の駅前の東京医科歯科大学の桜ですが、桜の木が若いですね。

その隣が順天堂大学で、左が桜、右がモクレンです。

講演会の行われる東京大学の赤門です。記念写真を撮る人が多いです。

これは正門で一番奥が、安田講堂です。安田講堂は大学紛争の拠点になりましたが、現在は修復を終えて使われています。

構内に入ると、意外と桜の木は少ないのに驚きました。これは椿の木です。駒場にはたくさんの桜があります。

三四郎池の桜です。

工学部の桜です。

日本最初の人工衛星「おおすみ」の模型が左にあります。日本の人工衛星の名前は、ひらがなで、かつ、大和言葉を使っています。中国製ではないということを主張しているのでしょう。「おおすみ」の右にあるのが、ペンシルロケットです。太平洋戦争以前は、東京大学第二工学部で飛行機の研究をしていましたが、戦争に負けた後しばらくは、ロケットなど軍事転用できる技術研究はできませんでした。しかし、糸川英夫博士が中心になって、戦後日本初の実験用ロケットの発射実験を昭和30年に行いました。

この場所は、毎年3月20日に東京大学の合格発表の掲示板があったのですが、今はこのような鉄製のトンネルのような物が設置されています。

安田講堂です。

「星々が開く理学の扉」の会場です。理学部の講演会は、これが30回目だそうです。

安田講堂の会場です。開園30分前なので空席が目立ちますが、講演開始時には満席になりました。

安田講堂は1925年の竣工です。桟はずいぶんと時代を感じます。