ホルス神像

日の出の太陽とみなされ、復活を象徴する者となり、ケプリとも関連づけられた。また彼は、多くの知恵を備えた者とされた

小ホルスは、主にオシリス神話にて語られる。 
冥界の神オシリスを父に、豊穣の女神イシスを母に持つ。

配偶神は愛と美の女神ハトホルと母イシスであり、ハトホルとの間に音楽の神イヒを成し、イシスとの間には「ホルスの4人の息子」と呼ばれる四柱の神々を成した。

この場合のホルスは、ハルシエシスと呼ばれた。 
これは、オシリスへの信仰が高まるにつれ、その息子のホルスに太陽神ホルスの一部が同化したものと考えられているオシリス3神の一員として崇拝されたほか、イシス信仰が発展するにつれて、子供の姿で表現されるハルポクラテスとして崇拝されたハルポクラテスに授乳するイシスへの崇拝が、初期のキリスト教徒が聖母子を熱烈に信仰する一因であったと考える人もいるハルポクラテスは、また母神イシスの膝に乗った幼児(ホルサイセ・ハルポクラテス)として表現されることもあった。

宿敵セトと戦い、勝利したホルスはホルス・ベフデティと呼ばれ、ラーが各神殿に翼のある太陽円盤を置かせたことからホルス・ベフデティは、その太陽円盤の姿で表現されることになり、さらに戦場のファラオの戦車の上を飛ぶ、王権の殻竿などをもつ隼としても表現された。

ここに至ってホルスとラーは同一視され、習合したラー・ホルアクティ(Ra-Harakhte、「地上のホルスたるラー」の意)となった。

