北野神社
御祭神 正一位太政大臣 管原朝臣道真公
御鎮座 長徳元年乙未(995年)正月11日
特殊神事 2月11日 国重要無形民俗文化財 田遊び神事
5月5日 区指定無形民俗文化財 獅子舞祭
御由緒 当社所蔵の「武蔵国豊島郡徳丸豪天神宮紀」によれば「当社は天満天神なり 往昔 この後ろに古木の霊梅あり
一条院正暦中(990年~994年)に里人等大勢の者が疫病のために爆死した
この時里人の或る者が 梅下に寄って疫病の癒えんことを祈斜し謹拝して去った 将にその効しを得るなり 斯く祈ることにより奇妙な効果が得られたことは 即ち是の誠の美精に徹する所ろ 鬼神の物に感ずる由縁にして奇怪と云うに非ず
およそ 梅は聖廟天神の珍愛するところなりこれを以って念いを山州葛野郡に通わし 当里に祠を設けて天満宮と号す
人皇第六十六代一条院長徳元年(995年)正月十一日御幣帛を捧げ 大前に田夫の業を以って俳優となし 神威を安んじ奉る 今の田阿曽美の祭り是れなり」とある
江戸時代には、天神社又は天満宮の社号であったが明治6年から北野神社と改称されました。
北野神社と無形民俗文化財「田遊び」
長徳元(995)年京都北野神社より勧請する。道真公は平安朝時代の学者で右大臣に任ぜられ、のち藤原時平の嫉にあい九州の大宰府に流されてその地にて没す。没後は天神とあがめられ、学問能筆の守り神として庶民の間に崇敬を集めている。
今ちょうど改修中です。
無形文化財「田遊び」は、毎年2月11日夜間、五穀豊穣を祈願して行われる。この夜地の神を招き、農家1年間の行事を所作と唄で表す古い形を残した祭である。
また、毎年5月には獅子舞が行われ、悪疫の退散と子供の無事成長が祈願される。
板橋は生産緑地地区の多いところです。
2022年以降、農家の高齢化・後継者不足による離農により、都市部の大量の土地が生産緑地指定を解除され、宅地として不動産市場に流れることで地価が下落・大暴落する懸念が「2022年問題」として論じられています。