泊港から渡嘉敷村に向けて出港。右奥に那覇空港の管制塔が見えます。
渡嘉敷村(とかしきそん)は、沖縄本島那覇市の西方約40kmに点在する慶良間諸島のうち渡嘉敷島を始め10余りの島からなる村。
慶良間諸島のほぼ東半分を占め、島尻郡に属する。
以下の島により構成される。渡嘉敷島・前島以外は無人島。
渡嘉敷島
前島(前島、ハテ島、中島)
慶伊瀬島(神山島、クエフ島、ナガンヌ島)
黒島
儀志布島
渡嘉敷島の北側に密接している。最干潮時は、船舶の航行は不可能になる。
城島
渡嘉敷港のちょうど入り口にあり、防波堤の役目になっている。干潮時は徒歩で行ける。頂上には聖地があり神話の舞台にもなった。
地域
阿波連(あはれん)
渡嘉敷(とかしき)
渡嘉敷・渡嘉志久(とかしく)の2集落がある。
前島(まえじま)
気候
沖縄県の中では気温の低い地域である。
2016年1月24日、翌1月25日には最低気温3.7°Cを観測し、渡嘉敷村の観測史上最低気温を更新した。
夏もあまり気温が上がらない。真夏日の年間日数の平均は18.1日である。これは、東北地方の秋田市(18.3日)、盛岡市(19.1日)、仙台市(17.9日)等と同程度である。そのため、近年でも真夏日の年間日数が1桁になることは珍しくない。例えば、2018年は本州から九州では広い範囲で記録的な猛暑に見舞われたが(2018年の猛暑も参照)、渡嘉敷村の真夏日の年間日数は7日であった。これは、同年の北海道札幌市(8日)、旭川市(9日)等よりも少ない日数である
外国人観光客も多い
渡嘉敷-那覇 のフェリー