高稲荷公園
石神井川のほとり、城北公園のそばにあります。
この辺りは、何か昭和のにおいのするところです。これは手打ちそば、山禅です。
広徳寺観音堂です。
この寺は、北条氏政の子の氏房が、箱根湯本の早雲寺の子院として小田原に開山しました。北条氏滅亡後、徳川家康は二世希叟和尚を江戸へ招いて神田に再興し、後に下谷へ移り、関東大震災の後、この地へ別院が建てられ、墓地が移転しました。墓地には、剣法の指南役として著名な柳生宗矩父子の墓や、豊臣秀吉の朝鮮出兵で活躍した柳川城主立花宗重をはじめ、近世大名二十余家の巨大な墓石が建ち並んでいます。
高稲荷神社
地下鉄有楽町線氷川台駅の西、徒歩10分。石神井川の右岸の高台にあります。
創建の時期は明らかではありませんが、境内の社殿新築記念の碑には「高稲荷神社は文政5年(1822)の頃より下練馬村三軒在家の守護神として・・・」と記されており、その頃に下練馬村三軒在家の守護神として勧請されたと推定されています。
境内には桜が多く、桜の季節には花見客でにぎわいを見せ、練馬区の桜の名所の一つに挙げられています。
嘉永6年(1853年)に建てられた古い鳥居をくぐって石段を登った上に社殿があります。社殿は昭和55年(1980年)の建築です。