セブ島 10

サント・ニーニョ教会

教会の部屋には若いイエスの像があり、伝説によれば、1521年にマゼランによってセブの女王に与えられました。

多くの地元の人々がここに祈るために並んでいます。

教会は何度も戦争で爆撃されましたが、教会の聖乳児の像はまったく損傷していないため、地元の人々はそれを奇跡と呼び、聖乳児の崇拝は島の宗教活動の1つになっています。

ステンドグラス

イエス・キリスト像

最初の世界周航者。マゼランMagellanは英語名で,ポルトガル語ではマガリャンイス。ポルトガルのオポルト付近に生まれたが,その出自などについては不明な点が多い。1505年F.アルメイダの艦隊に参加してインドに向かい,09年にはD.L.セケイラの艦隊に加わってマラッカを訪れている。12年に本国に帰還したが,報酬について王室に対し不満を抱き,翌年モロッコ遠征に参加した際には戦利品を不法に取得したかどで訴えられた。おそらくこうした不満のために彼は17年にスペインに移り,かねてからの持論であった西回りでトルデシーリャス条約で定められたスペインの海域のみを通過して香料諸島に到達する航海を提案した。そしてスペイン国王と契約を結び,19年9月20日5隻の船隊(総員237名)を率いてサンルカル・デ・バラメダ港を出帆した。一行はマゼラン海峡の通過(1520年11月28日),南太平洋の横断という偉業を成し遂げ,21年3月17日フィリピンのサマール島の南にあるオモンオン島に上陸した。一行はさらにセブに向かい,住民を服従させようとしたが失敗し,4月27日マゼランはマクタン島で交戦中にラプ・ラプによって殺された。一行はそのまま香料諸島に向かい,そこで香料を積荷したのち,スペインに直行し,22年9月6日生存者18名がサンルカル港に到着した。この世界周航によって地球は球形であることや,日付に1日の差の生ずることが実証された。

 

 

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