テカポ湖の湖畔に戻ってきました。
鴨がたくさん泳いでいます。
マウント・ジョン天文台での星空ツアーが夜ありますので、早めの夕食をマケンジーズで食べます。
早めに入ったので座れましたが、このお店は人気があるので、普通は予約が必要です。今日は久しぶりにワインを頼みました。
肉のステーキを頼みました。焼き具合を聞かなかったのですが、料理が出てきて納得しました。肉が熱い石の上に乗っていて、そこでお客が自分の好きな具合に焼く仕掛けになっていたのです。
こちらも同様です。
食事が終わって、スーパーマーケットで買い物です。four squares というチェーン店です。
今日は、雲が全くない晴天で、風も強くなく、寒くもなく、新月ですから、最高の星空観測日和でした。これは私が写した写真で、左の2個の星がケンタウルス座のアルファ星とベータ星です。その右に南十字星があり、南十字星のすぐ左の黒っぽいところが、コールサックです。天の川が何とか判別できます。
この時、プロの星空カメラマンが、望遠鏡を持って来ていて、一眼レフを持っている人は写真を撮ってくれるというので、お願いしました。大マゼラン星雲です。 1987年2月23日、地球から16万光年離れた、この大マゼラン星雲で起きた超新星爆発のニュートリノが地球に届きました。そのニュートリノをカミオカンデが11個検出しました。超新星爆発からのニュートリノを検出したのは世界初でした。この功績に対し、2002年に小柴昌俊 東京大学特別栄誉教授がノーベル物理学賞を授与されました。
右下の明るい2つの星がケンタウルス座のアルファ星とベータ星です。左の方の4つの星が南十字星、その右側の黒いところがコールサックです。
左側が天の川とケンタウルス座のアルファ星とベータ星、南十字星です。右上が大マゼラン星雲、右下が小マゼラン星雲です。マゼランが南半球を航海したとき、いつも同じ場所に雲があると航海日誌に書いたので、マゼラン星雲と名付けられましたが、銀河系の伴銀河です。
15秒間の露出で、天の川をバックにして記念撮影です。天文台の一つに設置された40㎝望遠鏡で、タランチュラ星雲、きょしちょう座(巨嘴鳥座)の47番球状星団などを見ました。化学物質の結晶のような、あるいは万華鏡のような、不思議なものでした。