グランドキャニオン国立公園サウスリム
1919年にアメリカの国立公園として指定され、1979年には世界遺産にも登録されたグランドキャニオンは、年間を通してアメリカ人はもとより全世界から多くの観光客が訪れる。その数およそ年間400万人。
グランド・キャニオンにはサウスリムとノースリムがある。観光の中心となるのはサウスリムで、大部分の観光客が訪れる。
観光地周辺は標高2,000 m級の高地で、年間を通じて開園されている。
ノースリムは標高が2,500 mほどで、積雪のため冬期は閉鎖される。
サウスリムのグランド・キャニオン・ビレッジには、6か所の宿泊施設、ギフトショップ、銀行、郵便局、スーパーマーケット、ビジターセンター、鉄道の駅がある。
園内を巡回する無料のシャトルバスも3路線走っており、滞在者にとっては便利な足となっている。
対してノースリムは、1か所の宿泊施設しかなく、無料のシャトルバスなどもない。
ノースリムが開園している時期(5月~10月頃)には、サウスリムとノースリムを結ぶバスが1日1往復している(有料)。