カリブ海モルトショップ・クルーズ 96

バンクーバー19世紀になると、毛皮の交易所がコロンビア川やフレーザー川に沿って設立され、ブリティッシュ・コロンビアの内陸部にもヨーロッパ人の入植が相次いだ。

ハドソン湾会社などがますます進出した。

1858年にはフレーザー川下流岸にも金鉱が発見され、ゴールドラッシュが始まった。

1865年にはコロンビア川岸でも金鉱が発見されたが、すぐにゴールドラッシュは収束した。

バンクーバー港の中心であるバラード入り江にて林業が盛んになり、1863年には最初の製材所がムーディービル(のちのノースバンクーバー)に開業した。

1865年にはオーストラリアへ輸出が開始された。同年までにはバンクーバー市街のあたりにも製材所が開業された。

カナダがイギリスより独立し、「カナダ自治領 が設立された4年後の1871年には、ブリティッシュ・コロンビアがカナダ自治領(カナダの連邦政府)に加盟した。

1885年、カナダ植民地政府のマクドナルド首相の指示の下、カナダ・パシフィック鉄道 (CPR) がグランビルに大陸横断鉄道の西海岸側の終着駅を建設した。

CPRは、おそらくバンクーバー島に因んで、終着駅の名前を「バンクーバー」とした。その後1886年4月6日、正式に「バンクーバー市」が施行され、間もなくモントリオールからの大陸横断鉄道定期便が開業された。