日比谷の散策2

日比谷野外音楽堂は、現在改修中です。2020のオリンピックに合わせていろいろな所を工事しています。1970年に、Decca RecordsのThe Arrivalというグループが訪日して、この野外音楽堂でコンサート開きました。私は友人と二人で塀をよじ登って中に入り、コンサートを聞いたことがります。

日比谷公園では、このように樹木名を表示しています。この木は、アオギリです。

左の高いビルが、ミッドタウン日比谷です。ハナミズキの花びらのように見える十字型の部分は総苞(そうほう)と呼ばれる葉の一種で、花はその中央部分だけです。この木が初めて日本に渡来したのは大正4年のことでした。尾崎東京市長が明治45年にワシントンへ桜を寄贈したお礼として、アメリカから送られてきたのです。

明治36年、日本ではじめての洋式公園として誕生した日比谷公園の開園と同時に開店した日比谷松本楼です。モボやモガのあいだでは「松本楼でカレーを食べてコーヒーを飲む」ことが流行しました。

この大イチョウは、「首賭けイチョウ」といい、日比谷公園開設までは日比谷見附(現在の日比谷交差点脇)にありました。明治32年頃、道路拡張のため、この大イチョウが伐採されようとしているのを見て驚いた、日比谷公園生みの親、本田静六が東京市参事会の星亨(ほしとおる)議長に面会を求め、白紙の進言により移植されました。移植不可能とされていたものを、博士が「首に賭けても移植させる」と言って実行された機なので、この呼び名があります。

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