石灯籠
境内に建ち並ぶ32基の石灯籠は、毛利元昭公をはじめ吉田松陰先生門下の伊藤博文、山形有朋などの縁故者より明治41年(1908)に奉献されたものです。
① 毛利 元昭
② 吉川 経健 ・毛利 元忠
③ 毛利 元秀 ・毛利 元雄
④ 吉川 重吉 ・小早川 四郎
⑤ 大村 徳敏 ・毛利 五郎
⑥ 伊藤 博文
⑦ 山形 有朋
⑧ 井上 馨
⑨ 桂 太郎
⑩ 木戸 孝正
⑪ 佐久間 左馬太
⑫ 乃木 希典
⑬ 廣澤 金次郎 ・林 廣太郎
⑭ 山田 英夫 ・品川 弥一
⑮ 青木 周蔵
⑯ 野村 靖
⑰ 河瀬 真隆
⑱ 杉 孫七郎
⑲ 曽禰 荒助
⑳ 長谷川 好通
㉑ 岡澤 靖
㉒ 大島 義昌
㉓ 寺内 正毅
㉔ 井上 光
㉕ 入江 貫一
㉖ 芸備協会
吉田松陰先生の墓
吉田松陰先生他烈士墓所
文久3年(1863)正月。高杉晋作、伊藤博文、山尾庸三、白井小助、赤根武人等は、松陰先生の亡骸を千住小塚原回向院よりこの世田谷若林大夫山の楓の木の下に改葬し、先生の御霊の安住の所としました。
禁門の変後の、長州征伐の際に幕府によって墓は破壊されましたが、木戸孝允等の手によって明治元年(1868)に松陰先生以下の墓を修復しました。その後、墓所修復の挙を聴いた徳川氏から先生墓所前の石灯籠と墓域内の水盤が、謝罪の意を込めて寄進されました。