アンコールワットの旅9:ベンメリア 寺院 遺跡 蛇の頭 ガジュマル 参道

最初は、アンコールワット自体ではなく、郊外の寺院の見学です。

ベンメリアから始めます。アンコールワットから東に40㎞行ったところで、ホテルからは1時間かかりました。

寺院とはいっても、修復されていないので、寺院の部分部分が放置されたままです。下の写真のような形の石は、この地域を訪問するとたくさんありますが、蛇の頭です。

遺跡はこのように、木に覆われています。

左側は寺院の形をとどめていますが、右側はがれきの山といった形です。

なぜ、このようにがれきの山になっているのでしょうか。ここには、昔寺院があって、それが自然の力で崩れたのです。地震の影響ではなく、木の芽が出て、その幹が段々大きくなって、石の間でふとくなったために、石が崩れたのです。

ここは一部の建物が形をとどめていますが、その周辺はガジュマルの木が石の建物を壊してしまったのです。

ここもほとんどの建物が壊れてしまっています。

寺院に向かう参道です。

寺院の周りにある、お堀です。寺院に向かう前に沐浴をするために使われました。日本では、神社でお参りする前に柄杓で水を汲み、手や口を漱いで清めますが、ここでは沐浴で身を清めます。

巨大なガジュマルが何百年もかけて成長して、寺院を崩壊させてしまいました。

冬でも30℃になる暖かい地方なので、ガジュマルが良く育ちます。

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