宝厳院
天龍寺 塔頭(たっちゅう)
ライトアップで有名です。
大亀山宝厳院は臨済宗大本山天龍寺の塔頭寺院で寛政2年(1461)室町幕府の管領細川頼之公により天龍寺開山夢窓国師の第三世法孫聖仲永光禅師を開山に迎え創建されました。
創建時は、京都市上京区にあり、広大な敷地を有した寺院でした。
応仁の乱により焼失しましたが、再建され、その後変遷を経て、現在地に移転再興されました。
本堂には、本尊十一面観世音菩薩、脇仏には三十三体の観世音菩薩、足利尊氏が信仰したと寺伝にある地蔵菩薩が祀られています。
「獅子吼の庭」
この庭園は、室町時代に中国に二度渡った禅僧策彦周良禅師が作庭しました。
新相山を巧みに取り入れた借景回遊式庭園
獅子吼とは「仏が説法する」の意味です。