サントリーニ島
ギリシャの閣僚は首相の指名に基づき大統領が任命する
立法府たるギリシャ議会(Vouli ton Ellinon)は一院制で、300議席、任期4年
比例代表制によって選出される
70年代の民主化以降、中道右派の新民主主義党(ND)と中道左派の全ギリシャ社会主義運動(PASOK)が二大政党として交代で政権を担当する期間が続いた
財政危機を受けた2012年の選挙では、二大政党は得票を落とし、極左の急進左派連合(SYRIZA)とギリシャ共産党 (KKE)、中道右派の独立ギリシャ人(ANEL)、極右の黄金の夜明けが伸長した
2015年の選挙で緊縮受け入れに反対した極左のSYRIZAが第一党となり、ツィプラス政権が誕生した
しかし、SYRIZAは公約違反を繰り返したため支持率は下落し、2019年7月の選挙では,今まで最大野党であった中道右派の新民主主義党(ND)が39.9%の得票で、単独過半数となる158議席を獲得した
NDのミツォタキス党首が新首相に就任し、SYRIZAは下野した
失業率が世界的に見ても極めて高く、常に50%を超えている