カリブ海クルーズ11:ユーロダム ベアトリクス女王 ベビーブーマー マイアミ ギャングウェイ 寄港記念の盾 タイタニック号 避難訓練 救命ボート 救命器具

たくさんのクルーザーが往来しています。

東京の川では、朝は東京湾に出かける船、夕方は東京湾から帰ってくる船が走ります。

船を操縦するときは、飲酒運転ができると聞いたことがあります。

国内の道路と違って、海は世界につながっているので、世界のルールがあるのでしょう。

幕末に航海法をよく勉強したのが坂本龍馬、そして海援隊でした。

後ろの豪華客船は、私達の乗っている豪華客船Eurodamと同じ規模の客船です。客船は、日曜日の昼頃からお客を乗船させ、1週間の航海を終えて、日曜日の朝に到着します。

その繰り返しで客船の使用効率を高めているようです。

客船の建造コストは、 4億2500万米ドルですから、500億円ですね。

ボーイング787は百数十億円だそうです。

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全長は、 285.2 mです。

陸上の金メダリスト、ボルト選手は100mを9.58秒で走りますから、この船を27秒で走ることになります。

通常速力は、 21.9ノットです。

1ノットは、1852m/時 ですから、時速40㎞です。

最高時速は23.9ノットですから、時速44㎞です。

船も飛行機もどんどん飛ぶのは、マイアミらしいですね。

ユーロダムという名前は、オランダのベアトリクス女王が命名しました。

この乗船場には、同時に6艘の同規模の客船が停泊していました。

このたくさんの客船を見るにつけ、アメリカは巨大で、裕福だなあと思います。

しかし、マイアミの現在の繁栄を支えているのが、ベビーブーマーの世代だとすると、20年後、30年後はどうなるのでしょうか。

左舷の風景です。

左下の建物のそばにバスが着き、そこからギャングウェイ gangway を通って乗船しました。

ギャングウェイというのは、陸から船へ渡るために用いる橋のことです。

ギャングとは、港湾労働者のことです。

つまり港湾労働者の通る橋を乗客も渡っているわけです。

客船が、初めて寄港した港から贈られた盾を飾ってあります。

しばらくは、陸の景色とおさらばです。

乗船すると乗客の全員が避難訓練をします。

点呼をちゃんと取って、その場にいなかった人は後で別に避難訓練をするようです。

タイタニック号の遭難のこともありますので、この避難訓練はきちんと行われます。

救命ボートは3階のデッキにつるしてありますので、そこまで歩いていきます。

救命道具は各客室に備えて合って、乗船後に客室に入ると、英語で繰り返し避難の説明をしていますが、英語ですので聞き取るのが大変です。

夜になるとデッキは明るくなります。

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