たくさんのクルーザーが往来しています。
東京の川では、朝は東京湾に出かける船、夕方は東京湾から帰ってくる船が走ります。
船を操縦するときは、飲酒運転ができると聞いたことがあります。
国内の道路と違って、海は世界につながっているので、世界のルールがあるのでしょう。
幕末に航海法をよく勉強したのが坂本龍馬、そして海援隊でした。
その繰り返しで客船の使用効率を高めているようです。
客船の建造コストは、 4億2500万米ドルですから、500億円ですね。
ボーイング787は百数十億円だそうです。
全長は、 285.2 mです。
陸上の金メダリスト、ボルト選手は100mを9.58秒で走りますから、この船を27秒で走ることになります。
通常速力は、 21.9ノットです。
1ノットは、1852m/時 ですから、時速40㎞です。
最高時速は23.9ノットですから、時速44㎞です。
船も飛行機もどんどん飛ぶのは、マイアミらしいですね。
ユーロダムという名前は、オランダのベアトリクス女王が命名しました。
この乗船場には、同時に6艘の同規模の客船が停泊していました。
このたくさんの客船を見るにつけ、アメリカは巨大で、裕福だなあと思います。
しかし、マイアミの現在の繁栄を支えているのが、ベビーブーマーの世代だとすると、20年後、30年後はどうなるのでしょうか。
左舷の風景です。
左下の建物のそばにバスが着き、そこからギャングウェイ gangway を通って乗船しました。
ギャングウェイというのは、陸から船へ渡るために用いる橋のことです。
ギャングとは、港湾労働者のことです。
つまり港湾労働者の通る橋を乗客も渡っているわけです。
客船が、初めて寄港した港から贈られた盾を飾ってあります。
乗船すると乗客の全員が避難訓練をします。
点呼をちゃんと取って、その場にいなかった人は後で別に避難訓練をするようです。
タイタニック号の遭難のこともありますので、この避難訓練はきちんと行われます。
救命ボートは3階のデッキにつるしてありますので、そこまで歩いていきます。
救命道具は各客室に備えて合って、乗船後に客室に入ると、英語で繰り返し避難の説明をしていますが、英語ですので聞き取るのが大変です。
夜になるとデッキは明るくなります。