マイアミからキーウエストまで、ツアーバスで行く途中で、パンという音がして、バスが徐行を始めました。更に、アナウンスで、「できるだけ左の座席に移動してください。」と言われました。パンクです。セブンマイルブリッジの途中でした。それまで時速70㎞くらいで走っていましたが、パンクの後は徐行運転で、時速20㎞くらいまでスピードが落ちました。橋の壁は1m未満の高さです。もし、スピードが出ていて、パンクのショックでバスが転倒していたら、海中にバスごと沈んで大事故につながったと思われます。バスのスピードが出ていなかったことは不幸中の幸いでした。
橋を渡って、バスを駐車できる所まで来て、乗客の大半が降車しました。バスの後輪の一つがパンクしたのです。
state trooper(州警察官)の車両も、どこからともなく現れましたが、やがて立ち去りました。
乗客はほとんど降りて様子を見ています。バスが右側に傾いているのが分かります。
そこに、珍客、racoon アライグマが登場しました。
観光客が餌を与えるので、あまり警戒していないようです。
それでも、用心深く茂みに戻ります。
でも、やっぱり餌をくれないかな、と思って戻ってきました。
餌をあげようとすると、アライグマも立ち上がります。
手渡しで受け取ります。