障害物があるとそこに小魚が群れます。もっと沖合に出ると、その小魚を求めて、中型の魚が追いかけ、更に大型の魚が追いかけることになります。
尾の辺りに白や黒の斑点のある魚が時々いますが、敵に「目」だと思わせて威嚇しているのでしょう。
オヤビッチャは日本における死滅回遊魚の代表格です。死滅回遊魚というのは、日本の暖かい海にいる魚が黒潮に乗って、日本列島の太平洋沿岸を北上します。そして、千葉県の房総半島辺りまで来ると、寒さのために死んでしまう魚たちです。その哀れな結末を惜しんで、房総半島まで死滅回遊魚を生け捕りに行き、家に持ち帰って買っている人達がいます。でも最後には死んでしまうのでしょうけどね。
オヤビッチャより少し大きめの魚も出てきました。
うじゃうじゃ出てきましたね。「うじゃうじゃ」と「ウジ(虫)」は語源が一緒で、たくさん集まる、ということらしいです。
オヤビッチャは、一応食用に供すことができるらしいです。
難破船にはエサになる生物がたくさん付着しているので、魚の数も種類も桁違いです。下の写真の黒いのが難破船です。
ツムブリのような大きな魚もいます。
どこを見渡しても魚だらけです。