ケネディー基地・カリブ海59

LES JARDINS

D’ORIENT BAY

1950年代、シント・マールテンは観光地として着目を浴びるようになり、リゾート地としての開発が進められました。

一つの島がオランダとフランスとに分けられているユニークな地理的状況もあって観光熱は周囲の島々よりも高く、プリンセス・ジュリアナ国際空港は東カリブで最も利用者の多い空港となりました。

数珠のようなものをぶら下げています。

島全体の人口も5000人程度から、1990年代半ばには8万人にまで増加しました。

1994年、オランダとフランスはセント・マーチン島国境管理条約 (Franco-Dutch treaty on Saint Martin border controls) に調印しました。

1995年9月に島を襲ったハリケーン「ルイス」 (Hurricane Luis) は、島全体で12人の死者と数百人の負傷者、数千軒の家屋の倒壊という大きな被害をもたらし、観光業への打撃とそれに伴う失業者の増大など、産業・経済に大きな影響を及ぼしました。

このハリケーンの衝撃から、「ルイス前」(pre-Luis)・「ルイス後」(post-Luis)という表現が使われています。

町の中心街はカラフルな建物が多い。

パン屋、レストランがあります。