弥陀ヶ原の高原バス待合室でバスを待ちます。10月8日でも暖房が必要です。
右の黒部ダムから、室堂平、天狗平を通って、現在地の弥陀ヶ原にいます。
これから美女平までバスで行き、立山ケーブルカーで千寿ケ原の立山駅に着いた後、バスで称名平バス停まで行きます。
マスの到着を待っている間に雨が降って来たので、バス停の係の人が傘を貸してくれました。
バスが出発しました。
立山杉
美女平の杉です。
立山は佐伯有頼によって改ざんされたと言い伝えられています。
有頼には、許嫁者の美しい姫がいました。
或る時、有頼に会いたい一心で、立山に上って来ましたが、有頼は山を拓くまで買えることはできないと、すげなく姫を追い返しました。
姫は仕方なく山を下りる途中、一本の過ぎに、
美しき 御山の杉よ 心あらば
我がひそかなる祈り ききしや
と祈ったところ、後にその願いが成就して、二人はめでたく結ばれたと伝えられています。
そして、その後の世、この杉を「美女杉」と言い、この歌を三度唱えて祈れば、男女を問わず、我が恋は成就すると淫行されています。
また、この美女杉の有る辺り一帯を「美女平」と呼ぶようになりました。
美女平駅、標高977m
立山博物館オリジナルキャラクター くたべ