与論島・渡嘉敷島等 24

与論島は、隆起作用と造礁作用による石灰岩でできた島である

県庁所在地である鹿児島市中心部までは、直線距離でおよそ540Km,那覇市までは110Km離れている

一島一町で、鹿児島県大島郡与論町。

人口は約5,000人で、主な産業は農業と観光業であり、3次産業の比率が高く、とりわけ政府サービス生産(公務)に大きく依存する

。1984年7月15日にはミニ独立国、「パナウル王国」を設立した。「パナ」は花、「ウル」はサンゴ礁を意味する。

島で唯一製造されている酒は黒糖焼酎で、代表銘柄の「有泉」(島有泉)は、ほとんどが島で消費されている。

客人をもてなす時などには 「与論献奉」と呼ばれる島流の飲み方で飲まれている。

1970年代には離島ブームがあり、沖縄返還前には日本最南端の島として人気を博し、年間20万人を越える観光客が訪れ、島内唯一の繁華街である「茶花銀座」は、観光客が押し合うほどの混雑で大都会並の様相を呈した。