カリブ海モルトショップ・クルーズ 82

セノーテのそばにある街で昼食

セノーテ(聖なる泉)

聖なる泉「セノーテ」
チチェン・イッツァ周辺には川や湖沼がなく、石灰岩の岩盤が陥没して地下水が露呈した天然の湖セノーテが唯一の水源であった。

700年頃から宗教儀礼に用いられるようになり、雨が降らない時や豊作を願う時、雨と嵐と稲妻の神チャークの予言を伺うために、財宝や生贄の人間が投げ込まれたという。

スペイン征服時のスペイン人の記録によれば、吉兆を占うために、定められた日に女性を放り込んだとしている。

また、この記録によれば、この女性は後に泉から引き上げられ、吉兆を語ったとされている。

後にアメリカの探検家エドワード・トンプソンがこの泉にもぐり、人骨やたくさんの財宝を発見した。

なお、これに似たもので、人の心臓が捧げられた戦士の神殿がある。