バンクーバーには昼間にトロリーバス(バンクーバー・トロリーバス)と普通のバス、夜間はナイトバスが運行しており、地域やバス停にもよるが、ほぼ24時間利用することができる。

コミュニティ・シャトルは決まったエリア内を走行するミニバン型のバス。 
バスは路線が充実しており、乗り継ぎをすれば大体はどこへでも行ける。 
2010年バンクーバーオリンピック・パラリンピックに向けて、すべてのバスが車椅子対応の車両に更新された。

多くはノンステップバスである。

道路網

北米の一般的な都市と違い、バンクーバー市の中心部には高速道路が通っていない。

モータリゼーションに伴い、高速道路を中心部まで建設する計画があったが、高速道路に対する反対運動が1970年代から80年代にかけて行われ、計画は白紙化された。

トランスカナダハイウェイの一部が唯一バンクーバー市を通過するが、同市の最東部に位置し、中心部からは距離がある。

アメリカ国境、ライオンズゲートブリッジやウィスラーなどを結ぶ州道99号線がバンクーバーを南北に通過するが、南部のリッチモンド市以南は高速道路でありながら、バンクーバー市に到達すると一般道となる。

