目黒区駒場13

駒場の日本民藝館です。

日本民藝館(にほんみんげいかん)は、伝統的工芸品を主に収蔵展示する美術館です。宗教哲学者、美術研究家で民芸運動の主唱者でもあった柳宗悦(やなぎむねよし)によって創設されました。

宗教哲学者、美術研究家で民芸運動の主唱者でもあった柳宗悦(やなぎむねよし)によって創設されました。

柳宗悦は、日本各地の焼き物、染織、漆器、木竹工など、無名の工人の作になる日用雑器、朝鮮王朝時代の美術工芸品、木喰(もくじき)の仏像など、無名の職人による民衆的美術工芸の美を発掘し、世に紹介することに努めました。

東京都目黒区立駒場野公園

駒場一帯は台地で、かつては駒場野と呼ばれ、笹が一面に生い茂り、所々に松林などがある原野が広がっていました。そのため、古代から中世にかけて東国武士たちの軍馬の放牧地として利用されてきました。江戸時代になると、鳥や獣が数多く生息する駒場野一帯は、鷹狩場となりました。将軍の鷹狩のたびに、田畑は人馬で荒らされ、その上、地元の農民たちは場所ごしらえや道普請、鷹の餌の昆虫集めなどに駆り出されました。江戸末期には幕府の軍事訓練所が計画され、明治に入ると初めての陸軍観兵式がここ駒場野の原野で行われました。維新後日が浅かった当時、軍事教練のスタイルもイギリス式、フランス式、ドイツ式とばらばらであったものでした。

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