泉岳寺の門が奥の方に見えてきました。
門が近づいてきました。まだ5月中旬ですが、今日は夏日です。
門は意外と小さい。ここには、高輪中学と高校があります。
門を潜り抜けると土産物屋があります。赤穂浪士討ち入りの12月14日に来たことがありますが、とても混んでいて、何よりも線香の煙がすごかった。
この山門は天保3年(1832年)に再建されたものです。2階部分には十六羅漢が安置され、一階部分の天井には「江戸三龍」の一つ、銅彫蟠龍がはめ込まれています。「泉岳寺」の額は、晋唐の墨跡研究者であった大野約庵による書です。
入母屋造、本瓦葺、三間一戸八脚門で、天保年間に再建されたものです。
旧本堂は第二次世界大戦で空襲に遭い焼失しました。現本堂は昭和二十八年十二月十四日に落成した鎌倉様式の建築です。
ご本尊は釈迦如来、他に曹洞宗の宗祖である道元禅師・瑩山禅師、また、大石内蔵助の守り本尊である摩利支天(秘仏)などが祠目られています。
本堂では座禅・読経などの修業が住職をはじめとした修行僧により厳粛に勤められています。
大石内蔵助良雄の像です。
正面に掲げられている「獅子吼」の額は「ししく」と読み、お釈迦様の説法のことを指します。外人のビジターも多いようです。