東武練馬と江古田の周辺です。
JA東京あおば板橋支店です。
1997年(平成9年)4月1日、板橋・練馬・石神井・大泉の4農協が合併し、JA東京あおばが誕生しました。東京23区内にある4つのJAのうちの一つです。
旧川越街道を行くと、大山道との分岐点があり、北町児童遊園のそばに下練馬の大山道道標があります。この道標は、下練馬村の名主内田久衛門らによって建てられ、高さ約1.5mの角柱には「従是(これより)大山道」と記されています。
下練馬の大山道道標
旧川越街道とふじ大山の道分岐点に宝暦3年(1753)8月、下練馬村講中によって建てられた道標です。上部の不動明王像は後に制作されたものです。
江戸時代に盛んであった富士・大山信仰に関する資料として貴重なものです。
東高野山道標
「左東高野山道」と刻まれた角柱は、高野台3丁目の長命寺への道標です。長命寺は紀伊の高野山を模して伽藍を整え、山号を東高野山と称しています。
この二つの道標は、環状8号線の工事により元の位置から8メートルほど西側に移動し、現在の場所に設置されたものです。
移転前は、相模の大山への道標として、また東高野山への道標として江戸方面からくる人々のため、東南東の向きに置かれていました。現在は見学しやすいよう向きを変えています。