仁和寺(にんなじ)
阿吽(あうん)の仁王像
仁和寺は現在真言宗御室派の総本山であり、平成6年に国連の世界遺産に登録されました。
仁和寺の歴史は平安時代、第58代光孝天皇が西山護岸時として着工されたのに始まります。
宸殿では白川砂を敷き詰めた北庭を見ることができます。
南庭に面した白書院、さらに奥にある黒書院では、堂本印象による襖絵があります。
仁和4年(888年)宇多天皇が先帝の遺志を継がれ、仁和寺を完成されました。
宇多天皇は退位後、出家して仁和寺を住房とされ、真言密教の修行に励まれました。
仁和寺庭園は、宸殿の庭園と重要文化史の飛涛庭、遼廓庭の路地から構成されます。