アンコールワットの旅33:森本右近太夫一房 祠堂 チケット サンスクリット語 お坊さん

回廊です。立ち入り禁止。

祠堂です。

観光客と祠堂です。

当時の人達はこの急な階段を上ったのです。登りよりは下りの方が怖い。転んだら、止まれないでしょう。

これが3日間のチケットです。右下が本人の証明写真になっています。チケット売り場で撮った簡易な写真です。

階段を上ったところで撮った写真です。先ほどの階段ではなく、現代人用の上りやすい階段を使って上りました。

サンスクリット語です。

天井です。4つの力が一つになります。

下の黒いのは日本人の落書きです。日本人の落書きと聞くと、「情けない話だなあ。」という印象ですが、この落書きは1632年のものです。書いたのは、森本右近太夫一房という武士で、徳川家光の命により、アンコールワットを調査しました。落書きというよりは、墨書で「4体の仏像を奉納した。」と、事実を記録したという内容です。アンコールワットは、フランス人が19世紀になって世界に紹介したとされていますが、その200年以上前に日本の将軍が調査しているのです。ところで、アンコールワットに関する解説の中で、「フランス人が発見した」という記述がありますが、これは非常に失礼な言い方です。カンボジア人は、もともとアンコールワットのことを知っていたのですから、発見という言い方は不適切です。同じことが、大航海時代の新大陸発見という言い方です。発見も何も、アメリカ大陸の原住民は、もともと住んでいたのです。発見という言い方はあまりにも西洋人を中心としたものの見方だと思います。

仏教のお坊さんです。日本の中学生くらいの年齢でしょうか。

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