トルコ・サントリーニ 31

カッパドキアの陶器

陶磁器に使われる粘土には、加熱することでアルミニウムやカルシウムなど他の物質と化合しガラス化する珪酸を主成分とする石英などが含まれている。

粘土を成形した後に、加熱する(熱を加える)ことで溶けて流体となったガラスが土粒子の間に入り込み、その後、冷めるとそのガラスが固体化し土粒子同士をくっつける。

おおまかに言えば、陶器と磁器の違いはこのガラスになる成分と量の違いである[2]。

陶磁器は質感に優れており衛生的で一定の耐久性もあることから、食器、花器、植木鉢、装飾品、衛生陶器、タイルなどに利用されている。

もう少し詳しく説明すると、陶磁器は陶器など多孔質の素地(微細な穴が多く空いている性質)で吸水性のあるものと、炻器(せっき)や磁器などの素地で吸水性が低いものに分けられる

多孔質の素地の製品の用途としては食器、タイル、植木鉢などがある

 

緻密質の素地の製品には食器、タイル、装飾品、衛生陶器、工業用及び電気用磁器、歯科用磁器などがある

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