イエローナイフのオーロラ

高度およそ数百 kmにある窒素分子が、入射してきた電子によりイオン化され、励起・発光すると501.4 nm近辺(緑)と427.8 nm近辺(紫)の光を発する。

どちらもオーロラの色に幅がある。青紫色のオーロラは、発光するための機構が複雑だったり、人間の目が不得手な波長だったりすることから、肉眼で観測できるのは非常に珍しい。

高度がおよそ150から200 kmよりも高い領域では大気の密度が低いため、エネルギーの小さい電子でも酸素原子を励起させることができる。

酸素原子は少し励起して波長630 nmの光を出す。 
人の目には赤く見える。

高度およそ100から150 kmの辺りは大気の密度が高く、エネルギーの大きい電子でないと酸素原子を励起させられない。

酸素原子は大いに励起してより波長の短い557.7 nmの光を出す。 
人の目にはこれらの色が混ざり合って緑色や緑白色に見える。

高緯度地域では大抵この色のオーロラが見られる。

