南アルプス 鳳凰三山 9

地蔵岳から下って、鳳凰小屋にたどり着きました。小屋のご主人が、「今朝から、御座石・韮崎間のバスが運休したと、御座石鉱泉のおばさんが言ってた。」と教えてくれました。ここで、弁当を半分食べて、コーヒーを飲みました。

50年以上の鉄窯でお湯を沸かしていました。

右側に薪、左に渓谷を眺められるテーブル席があります。

下り始めました。御座石鉱泉に向かいます。御座石鉱泉にするか、青木鉱泉にするか、今朝まで決めていなかったのですが、登りの登山客から、「雨で水量が増えたので、青木鉱泉への道はお勧めできない。」と言われました。青木鉱泉への道はドンドコ沢と言って、滝があるのですが、御座石鉱泉に下ることにしました。

更に下ると同じような標識があります。

ホタルブクロです。

この木も、最近折れたようです。木って、もろいものですね。

鳳凰小屋からコースタイム2時間の燕頭山2104mです。

鳳凰小屋では、3時間で御座石鉱泉に着くといわれましたが、遠い遠い。膝の周りの筋肉に力が入りません。途中で、枯れ葉の上に足を下ろしたら、滑って、2、3回転しましたが、かすり傷で済みました。しかし、現在、肩関節周囲炎(50肩、frozen shoulder)で、少しひねると痛いため、きつかった。

御座石鉱泉のそばの花です。

御座石鉱泉のおばさんです。細田宮子さん、81歳です。元気の良い、明るいおばさんです。長野からもらった林檎を向いてくれました。甘くて美味しかった。

韮崎に行く途中で虹が見えました。

16時23分発のあずさ号に、少し遅れて到着しましたが、列車も1分遅れたのでぎりぎり間に合いました。

缶ビールと昼の弁当の残り半分でほっと一息。

南アルプス 鳳凰三山 8

鳳凰三山の最後、ガスに煙った地蔵岳のオベリスクです。オベリスクとは、古代エジプト立てられた記念碑です。形がオベリスクに似ているので、ウォルター・ウェストンが、そのまま名付けました。ウェストンは、イギリス人宣教師で、日本アルプスなどの山を世界中に紹介した登山家です。

右の方へ行くと白鳳峠、左は観音岳、右手前に行くと10分で地蔵岳頂上です。日本の標識はスイスやニュージーランドに比べると、非常に分かりにくいですね。

遠くにオベリスクの地蔵岳、手前にお地蔵さまが並んでいます。お地蔵さまは、地蔵菩薩(じぞうぼさつ)と言い、仏教における庶民の信仰対象です。

いろいろな思いを込めて、重いお地蔵様を担いできたのでしょう。

鳳凰山(地蔵が岳)山頂のオベリスクです。

山頂から下りてくると間もなく、ミシミシ、バッキーンという音がして、直径50㎝くらいの木が倒れました。

登山道には倒れてこなかったので、無事でした。

雨が木の枝について、その重みで捩じり折れたようです。

さらに下って行くとせせらぎがありました。触ると冷たい。