鳳凰三山の最後、ガスに煙った地蔵岳のオベリスクです。オベリスクとは、古代エジプト立てられた記念碑です。形がオベリスクに似ているので、ウォルター・ウェストンが、そのまま名付けました。ウェストンは、イギリス人宣教師で、日本アルプスなどの山を世界中に紹介した登山家です。
右の方へ行くと白鳳峠、左は観音岳、右手前に行くと10分で地蔵岳頂上です。日本の標識はスイスやニュージーランドに比べると、非常に分かりにくいですね。
遠くにオベリスクの地蔵岳、手前にお地蔵さまが並んでいます。お地蔵さまは、地蔵菩薩(じぞうぼさつ)と言い、仏教における庶民の信仰対象です。
いろいろな思いを込めて、重いお地蔵様を担いできたのでしょう。
鳳凰山(地蔵が岳)山頂のオベリスクです。
山頂から下りてくると間もなく、ミシミシ、バッキーンという音がして、直径50㎝くらいの木が倒れました。
登山道には倒れてこなかったので、無事でした。
雨が木の枝について、その重みで捩じり折れたようです。
さらに下って行くとせせらぎがありました。触ると冷たい。