セブ島 17

ジンベイザメ

Whale Shirk

河口付近で見られることもある。特定の海域に留まる傾向の見えるメスに対し、オスは広い海域を回遊する。ジンベエザメは基本的に単独性であり、餌が豊富な海域でない限り集団を形成しない。

現在の生息数の実際については必ずしも明確ではない。日本近海には初夏から秋にかけて回遊する

最大全長20m。現在、個体記録の信頼に足る最大値は、2001年にアラビア海で座礁した体長約18.8 mの雌である。

以前にセイシェル諸島やインドのマハーラーシュトラ州にて21 mのものが報告されたが、これは正確な計測による数値ではない。体重は20t。

体形は紡錘形。体の幅は頭部で最も大きく、通常1.5 m程度である。扁平な形の頭部を持ち、その正面の両端(口の端の近く)に小さな眼がある。

横幅が最大で1.5 mほどにもなる大きな口の中には、細かな歯が300-350本、列をなしている。5対の鰓裂(さいれつ)は胸鰭原基(胸鰭の始まり)の上前方にある。