京都2-35

天台宗 法泉院

もみじのバックに竹があるのは珍しい

左右二つの異なる水琴窟

平安初期、比叡山に天台仏教を開いた最澄の高弟・円仁が当にわたり、十四年年間の仏教就学を終え、帰国し、叡山に密教、五会念仏等と仏教音楽「声明(しょうみょう)」を伝えました。

その後、長和2(1012)年、寂源は大原寺を創建し、法儀声明を盛んにしました。

平安末期、良忍が出るに及んで、大原は法儀声明の修学地として有名になりました。

抹茶をいただきます。

当院は、大原寺(勝林院)住職の坊として平安末期ごろからの歴史があります。

室町時代文亀年の再建と言われるが、建物等の形式から見て江戸初期頃の再建と思われます。

この寺の 竹の枝間を うちこして 吹き来る風の 音の清さよ

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