2016年のゴールデンウィークのハワイ島です。マウナケア山頂の日の入りです。
雲海に太陽が沈みます。中央の天文台が日本のすばる望遠鏡です。この建設にあたって、この望遠鏡の責任者がお願いしたことが2つあります。一つ目は、計測器のデータを取得するだけでなく、肉眼でも見ることのできるようにしてほしい、ということ。数字やデータだけでは発見できないものを、人間の目を使うことによって見える可能性があるからです。もう一つは、日本の科学者だけでなく、世界の科学者と共同して研究ができるように、世界に開かれたシステムにしてほしい、ということです。責任者はドイツ人女性と結婚して生まれたお嬢さんが、子供のころにハーフなのでいじめられたそうです。そのお嬢さんの強い願いで、世界の人が手を携えることのできる象徴として、すばる望遠鏡を建設してほしいと、責任者のお父様にお願いしたそうです。
日が沈み、星空をバックに記念撮影です。30秒くらいの露出時間でした。
もう一枚。中央左に20㎝望遠鏡があり、その左の三つ星がオリオン座です。
イルカと一緒に泳ぐツアーで、すぐそばをイルカの群れが通ります。
ガイドのコージさんが水中深くに潜って、海底の方から写しました。手前に4頭、その奥に1頭、下の方に7頭います。
イルカは、人間が胸を開いて、気持ちも開いて向かい入れないと、遠ざかってしまいます。
イルカと一緒に泳ぐツアーは、イルカにストレスを与える可能性があるので、2016年いっぱいで禁止になるかもしれないという話もありましたが、どうなったのでしょうか。
マンタもいます。
ナイト・マンタも楽しめました。