清水寺仁王門
応仁の乱によって焼失しましたが、15世紀末には再建されました。正面に掲げられている「清水寺」の額は、藤原行成の筆と伝えられ、門の両脇には、鎌倉時代末期の金剛力士(仁王)像が安置されています。
仁王門前の石造の狛犬は、両方とも口を開けています。普通は阿吽の呼吸と言って、左が口を閉じています。
三重塔
嵯峨天皇の皇子が誕生し、承和14年(847)に葛井親王が勅命を奉じて創建されました。
現在の塔は寛永9年(1632)の再建です。
西門 さいもん
寛永8年(1631)の再建
単層・切妻造り、桧皮葺き屋根
この門からの京都市街、西山の眺望は見事。
朝倉堂
1510年(永正7年)、応仁の乱の戦火で全焼した清水寺が復興されたときに、清水観音を信仰していた越前の朝倉貞景が、本堂を模した「法華三昧堂」として寄進したものです。