天龍寺
1339年(歴王2)吉野で亡くなった後醍醐天皇の菩提を弔うために足利尊氏が夢窓国師を開山として創建しました。
菩提とは、死後の冥福(めいふく)です。
開山(かいさん)とは、寺院を創始すること、あるいは、寺院を開創した僧侶(すなわち初代住持職)を意味します。
天龍寺で一番大きな建物、方丈(寺の中にある住持の居所)です。
方丈
この建物は方丈と称し禅宗様式伽藍(寺院の建物の総称)の一つで住職の居室です。ここに祀られているのは藤原時代作の釈迦如来像です。
ここに祀られているのは藤原時代作の釈迦如来像です。
曹源池
開山夢窓国師の作った庭です。
左手に嵐山、正面に亀山、小倉山、右手遠景に愛宕山を借景にした池泉回遊式庭園です。
正面の枯山水の三段の石組みは、竜門の滝と云い、中国の故事に由来します。
手前の石橋は、日本最古の橋石組で右の石組は釈迦三尊石と称し、釈迦如来、文殊菩薩、普賢菩薩を表現しています。
11月下旬の山茶花
枝垂桜しだれざくら