エジプト、王家の谷

エジプトの「王家の谷」において、ハヤブサは非常に重要で神聖なシンボルであり、主に以下の意味と結びついています。

1. ハヤブサ=ホルス神(王権の守護者)
王権の象徴: ハヤブサは天空の神ホルスの聖鳥であり、ファラオ(王)は「現世のホルス」と考えられていました。

保護の神: 王家の谷の壁画や副葬品には、ハヤブサが翼を広げてファラオを保護する様子が多く描かれています。

2. 王家の谷での具体例

ツタンカーメン王墓 (KV62): 翼を広げたハヤブサ(ホルス神)が、太陽円盤を頭に乗せ、生命のアンクや永遠の保護を表すシェン・リングを握っている胸飾り(ペクトラル)などが見つかっています。

セティ1世の墓 (KV17): 冥界の神オシリスと結びついた「ソカル・オシリス」という神がハヤブサの姿で描かれており、死後の再生を象徴しています。

壁画: 王の墓の壁画には、ハヤブサの頭を持つ神々が王を冥界へ導くシーンが多く見られます。

3. ハヤブサの象徴的な意味

太陽との融合: ハヤブサは太陽神ラーとも同一視され、空を飛ぶ姿が太陽の動きと結びつけられました。

