メルボルン・ウルル18

グレートオーシャンロード:12使徒

南極海にそびえ立つ12使徒。この石灰岩の石柱はかつて本土の断崖と陸続きでした。風と波に削られてアーチ型になった崖はその後も浸食され続け、今では45mほどの柱となっています。現存するのは8つのみですが、浸食が進めば、いずれ別の崖が新たな石柱と化す日が訪れるかもしれません。

世界的に有名なこの石柱のほか、ロック・アード・ゴージ(Loch Ard Gorge)、ロンドン・ブリッジ(London Bridge)、グロット(Grotto)、ベイ・オブ・アイランズ(Bay of Islands)や、オーストラリア最古の灯台があるケープ・オトウェイ(Cape Otway)まで続くシップレック・コースト(Shipwreck Coast)があります。

ロック・アード号は1873年に建造されました。

将来、この二つの使途が崩壊し、別の使途が形成されるのでしょう。

絶え間ない波の動き、塩分を含んだ風、変化する気温が、この壮大な彫刻の海岸を作り上げたのです。

ポートキャンベル国立公園のレイザーバックです。

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