カリブ海モルトショップ・クルーズ 97

バンクーバーは、1886年の大火事で町の大部分が焼失したが、鉄道での物資の補給等により間もなく復興した。1888年にはスタンレーパークが開園した。

大陸横断鉄道がバンクーバー港と接続し、カナダが太平洋岸からも世界各国へつながることとなった。

1891年にCPR初の貨物船「”Empress of India”」が東洋から到着した。

1914年にはパナマ運河が開業し、バンクーバーは北太平洋の重要な海港の一つとなった。

20世紀に入ってもギャスタウン周辺が市の中心として栄えた。

1922年にバンクーバーの車両交通は、イギリス方式の左側通行から右側通行に切り替わり、1937年にはライオンズゲートブリッジが開通した。

市制100周年に当たる1986年には国際交通博覧会 (Expo 86) が開催され、それに合わせて新しい交通機関スカイトレインが運行開始した。

カナダの天然鉱物資源および工業製品、石油などを輸出する重要な港としての港湾業や、水産農林業、観光その他によって、バンクーバーの都市圏はその後も順調な成長を続け、周辺の都市と合わせると人口200万人を超え、カナダ第3位の大都市圏を形成している。

自然環境と都市文化のバランスのいい発展を背景に、世界各国からの移民が急増した。

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