トルコ・サントリーニ 33

カッパドキアの洞窟

敵が侵入したときに、この石を転がして閉じます

明り取り

赤い河:

クズルウルマク川はトルコを流れる川。

トルコに水源と河口の両方がある川としては最長である。

クズルは「赤」を、ウルマクは「川」を意味するつまり「赤い川」という意味となる。

水力発電に使われている。水深が浅いので船舶の航行には適さない。

ヒッタイトはこの川をマラシャンタと呼んだ。

 

アナトリア半島西部のリディアと、東の大国メディア王国の国境がこのあたりであり、紀元前585年にメディア王国がリディアに攻め込む戦争があったが、偶然起こった日食に不吉を感じて両国は和平し、この川が国境と定められた(日食の戦い)

紀元前547年、メディアに取って代わったアケメネス朝の君主キュロス2世がリディアに攻め込んで属国とし、国境としての意味は失われた。