バンフ・イエローナイフ・バンクーバー Banff Yellowknife Vancouver 69

イエローナイフのオーロラ

フィンランド語ではrevontulet(狐の火、狐火)と呼ばれる。

サーミの伝説では狐が北極圏の丘を走るとき、尻尾が雪原に放った火花は巻き上がり、夜空の光になるとのことからこう名付けられる。

北欧神話においてオーロラは、夜空を駆けるワルキューレたちの甲冑の輝きだとされる。

北欧ではオーロラにより死者の世界と生者の世界が結びついている、と信じている人が未だにいる。

またエスキモーの伝説では、生前の行いが良かった人は死後、オーロラの国(実質的に天国)へ旅立つと言われている。

中国や西欧ほどの緯度ではオーロラの活動が活発な時にオーロラの上の部分、赤い部分が見える。

このことから中世ヨーロッパではオーロラの赤色から血液を連想し、災害や戦争の前触れ、あるいは神の怒りであると解釈していた。

また中世までのヨーロッパでは、オーロラを「空に剣や長槍が現れ」て動いた・戦ったと表現することが多い。

これはオーロラの縦縞が激しく動くさまを表している。

ただし、彗星も空に現れる凶兆とされていたため、オーロラなのか彗星なのか判別できない記述もある。