サントリーニ島
暑くて、休んでいる犬
アクロティリ遺跡
ギリシャの主力産業は農業、鉱業、工業、輸送業(おもに海運業)、観光業
農業では、地中海性気候に合った作物であるオリーブや綿、葉タバコの生産が盛んであるが、小麦やトウモロコシなど主食となる穀物の生産は振るわず、食料を自給できていない
鉱業では石炭が有力
石炭の統計は品位別に分かれており、低品位でおもに燃料に用いる亜炭・褐炭では世界第4位(6,600万トン)である
マグネシウム鉱にも富み、鉄、ニッケル、ボーキサイト、原油、天然ガスなど、生産量は少ないながら10種類以上の主要鉱物が見られる
古代から地中海一帯で貿易を展開してきた歴史があるせいか、オナシス家、ニアルコス家、ラティス家、マルチノス家、ロス家、クルクンディス家、リバノス家と海運王が多く、輸送業の中心は船舶であり、船舶保有量は世界第4位の2,870万総トンに及ぶ
一般貨物船は船舶保有量(総トン)の3%と少なく、オイルタンカー、鉱石や穀物用のばら積み船が80%以上を占める