エジプト 51

イシス神殿

フィラエ神殿(ことイシス神殿)は、エジプト南部、アスワン近郊にあるヌビア遺跡。屈指の美しさで「ナイルの真珠」とも呼ばれる。

中心となるのがイシス女神を祀るイシス神殿である。

現存する神殿はプトレマイオス朝時代に建設されその後ローマ時代にわたって増築が行われてきたものである。

4世紀末にテオドシウス1世が、帝国内の全ての古代神殿を閉鎖しようとしたとき、フィラエ神殿は抵抗を続け、453年に条約が締結され、周辺地域の宗教的自由が保証され、条約は約100年間守られた。

550年に東ローマ帝国のユスティニアヌス1世によりフィラエ神殿は閉鎖された。閉鎖後は、4つのキリスト教会として再利用された。

アスワン・ダムの建設により、半水没状態であったが上流のアスワン・ハイ・ダムの建設を機にユネスコにより1980年、フィラエ島からアギルキア島に移築、保存されることとなった。

現在はアギルキア島をフィラエ島と呼んでいる。

世界遺産
1979年にユネスコの世界遺産「アブ・シンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群」の一部として登録されている。壁面のレリーフはキリスト教が広まったローマ時代に一部破壊損傷されている。紀元394年に刻まれた、神官エスメト・アコムによる最後のヒエログリフとキリスト教徒らに削られたヌビアの最高神マンドリスのレリーフ跡が残る。

船に戻ると、物売りも同乗

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