メルボルン・ウルル55

強風のためウルル登山ができないので、ウルル周囲のマラ・ウォークに出かけます。

教育の洞穴

この穴の中の絵は落書きでは有りません。

何世代にもわたって、アナングの年配たちは少年たちに、個の洞穴で、どうやってこの地方で旅をし、生き延びるかを教えました。

祖先が何世代にもわたって、これらの絵を描いたのです。それは教師が少年たちに黒板で、食料となる動物を追い、捕獲する方法です。

それから少年たちは、低木の茂みに連れていかれ、土地のことを学ぶのです。水たまりがどこにあるか、どこで動物を見つけられるか、道具や武器に使う材料をどうやって調達するかということを学びます。

文化遺産

マラの祖先がウルルに来た最初から、個の洞穴でキャンプしたのです。

少年たちは成人男子になるための大事な時期をここで過ごします。

年配のマラの男たちは、火を起こし、儀式の準備を急いでしました。その準備の最中、ウィンタルカの人々が西から近づいてきて、彼らの地方の儀式に参加しないかと誘いました。しかし、マラの人々は、既に儀式が始まってしまったので中止できないから、断りました。

ウィンタルカの人々は、怒って悪魔の大きな犬を集めてマラの儀式を台無しにしました。

この後は神聖な場所なので、写真やビデオは使用禁止です。

ここまで来ると、写真撮影ができます。