南禅院
鎌倉時代の中頃、文永元年(1264)亀山天皇は離宮禅林寺殿を営まれました。
その後、天皇は深く禅宗に帰依され、正応2年(1289)離宮で出家して法王となられ、正応4年(1291)離宮を寄付して禅寺都市大明国師を開山とされました。当南禅院は実に離宮の遺跡であり、南禅寺発祥の地です。
史跡琵琶湖疎水のうち「水路閣」
疎水事業は、明治18年に起工され、同23年に竣工しました。
水路閣は、延長93.17メートル、幅4.06メートル、水路幅2.42メートルの水路橋で、煉瓦造、アーチ構造です。
ここから西500メートルにインクラインがあります。
インクラインとは、傾斜面にレールを敷き、動力で台車を動かして船・貨物を運ぶ装置。
京都市東山区蹴上(けあげ)にあったものが有名。勾配(こう ばい)鉄道。
南禅寺