カリブ海モルトショップ・クルーズ 72

カンクンのホテル前のビーチ

カンクンの市街地は珊瑚礁の周りのホテルゾーンとダウンタウンに分かれており、ホテルゾーンの周りには100軒を超える高級リゾートホテルや豪華な別荘が立ち並んでいる。

経済発展を遂げた一方で、ホテルなどからの下水による水質汚染が生態系に影響を及ぼしており、深刻な問題となっている。

遺跡

また、ダイビングやクルージング、カリブ海をクルーズする大型客船の拠点として有名なだけでなく、近くにトゥルム遺跡など、数多くのマヤ文明後古典期の遺跡があることから、それらの遺跡研究・見学の拠点地としても重宝されている。

カンクンの歴史

元は “Ekab” (黒い土地)の名で知られていた。

コンキスタドールのベルナル・ディアス・デル・カスティリョによると、スペイン人が到着した時、現在のキンタナ・ロー州北部のこの地域にはマヤ語を話す多くの人々が暮らしていた。

征服から年月が経ち、多くの住民は海賊の襲撃や疫病、飢饉などで死亡したり他の場所に移住してしまい、わずかな居住地のイスラ・ムヘーレスとコスメル  が残った。

1967年よりカンクンは、メキシコ中央銀行によって、観光地開発による外貨獲得の可能性の調査が行われた。

カンクンは当初コンピュータによって選別され、その後の銀行の調査員により拡大調査が行われた後に、実際に開発地として選定された。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です