京都2-21

蓮華寺

帰命山と号する天台宗の寺

今枝重直が出家して、この地に一宅を構えた。

石川丈山や加納探幽らと交流を深めながら晩年を過ごした。

池に、鶴石、亀島を配した庭園は石川丈山の作

本堂には、本尊の釈迦如来を安置した。

境内には六角形の傘を持つ珍しい形の蓮華寺型灯篭がある

石川丈山のへん額と木下順庵の撰文による重直の碑がある

重直の得を慕った孫の近義は、重直の菩提を弔うため、一条塩小路に有った寺をこの地に移し、延暦寺実蔵坊の末寺としたと言われる。