京都2-51

朱雀の庭・いのちの森

【朱雀の庭】
平安建都1200年を記念し、長い歴史の中で培ってきた京都の作庭技術、技法の枠を結集し、伝統と創生の調和をめざして作庭された平成の日本庭園が「朱雀の庭」です。

この池泉回遊式庭園には、中央の浅池の周囲に築山や滝、野筋や花床などが配置され、歩みにつれて変化する景は、訪れるたびに新鮮な発見に満ちています。

【いのちの森】
いのちの森は、もとは草も木もない都心の貨物駅だった場所に、いきものの生息空間(ビオトープ)の再生を目指して造られました。起伏に富む地形や多様な水辺環境を再現し、人為的な干渉を控えることで、植物やいきものの自然な再生を試みています。電車の線路に隣接し、京都駅から徒歩15分という立地にあるにもかかわらず、四季を通じて多くのいきものの姿を見ることができます。

【いのちの森】
いのちの森は、もとは草も木もない都心の貨物駅だった場所に、いきものの生息空間(ビオトープ)の再生を目指して造られました。

起伏に富む地形や多様な水辺環境を再現し、人為的な干渉を控えることで、植物やいきものの自然な再生を試みています。

電車の線路に隣接し、京都駅から徒歩15分という立地にあるにもかかわらず、四季を通じて多くのいきものの姿を見ることができます。

水鏡(みずかがみ)
朱雀の庭の見どころのひとつである池「水鏡」は、インド産の黒御影石の上に1cmだけの水を張り、池全体を水鏡にするという斬新な手法が取り入れられました。

昼は周囲の景色を、夜は月やライトアップされた木々を水面に美しく映します。

野筋(のすじ)
滝の上部から始まった小さな流れが、芝生でつくった起伏の間を緩やかな曲線を描きながら幾筋も流れてゆきます。

流れのほとりには、ナデシコやサワギキョウなどの季節を彩る草花が咲き誇ります。


約6メートルの落差で流れ落ちる朱雀の庭の滝は、京都の街なかでは最大のものです。

春~夏は岩についた苔や青紅葉が清涼感を感じさせ、秋は美しい紅葉に彩られます。