天台宗 法泉院
もみじのバックに竹があるのは珍しい
左右二つの異なる水琴窟
平安初期、比叡山に天台仏教を開いた最澄の高弟・円仁が当にわたり、十四年年間の仏教就学を終え、帰国し、叡山に密教、五会念仏等と仏教音楽「声明(しょうみょう)」を伝えました。
その後、長和2(1012)年、寂源は大原寺を創建し、法儀声明を盛んにしました。
平安末期、良忍が出るに及んで、大原は法儀声明の修学地として有名になりました。
抹茶をいただきます。
当院は、大原寺(勝林院)住職の坊として平安末期ごろからの歴史があります。
室町時代文亀年の再建と言われるが、建物等の形式から見て江戸初期頃の再建と思われます。
この寺の 竹の枝間を うちこして 吹き来る風の 音の清さよ