京都2-56

狸谷山 たぬきやま

真言宗修験道大本山

平安時代、桓武天皇が都の北東に位置するこの場所に鬼門封じとして、不動尊を安置したのが始まり

慶長9年(1604年)、宮本武蔵が狸谷山中で滝行を修し、不動心を体得したといわれます。

正徳5年(1715年)、木食正禅が入籠して3年間修業し、享保3年(1718年)に当院を再興しました。

初不動の日(1月28日)に青竹の筒に入れた笹酒接待があり、「狸谷飲み放題」いってガン封じのご利益があります。

木食正禅朋厚が木食行(もくじきぎょう)を体得するために高野山に登りました。

洞窟に入山し、そこに狸谷不動明王を安置しました。

京都市内が見渡せます。